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旭日旗:韓国広報専門家「日本の戦犯旗デザインが世界中に拡散」

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月6日
  • 読了時間: 2分

「日本の『戦犯旗(旭日旗)デザイン』が世界中に広がっています」

 韓国の広報活動に取り組む誠信女子大のソ・ギョンドク教授は4日、3月から2カ月間にわたり全世界に広がる日本の戦犯旗デザインの実態調査を行った結果を発表した。

 交流サイト「フェイスブック」や写真共有アプリ「インスタグラム」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、電子メールを通じて全世界の韓国人、韓国系から情報を募ったところ、40件余りのデザイン使用事例が寄せられた。米国やオーストラリア、英国、イタリア、フランスなど各国の主要都市で日本の戦犯旗デザインが広く使われている実態が確認されたという。

 ソ教授は「米ニューヨーク最大のデパートであるメイシーズに置かれた観光パンフレット、オーストラリア・シドニーにある日本のダイソー店舗など、多くの人々が集まる場所で戦犯旗デザインが堂々と使われていることが最大の問題」と指摘した。また、イギリスの有名なハンバーガー店バイロンの新製品、イタリアを代表するエスプレッソメーカーブランド、ビアレッティの商品など食べ物関連の商品に広く使われていることも問題だと伝えた。

 ソ教授は「これらの国では戦犯旗模様を単なるデザインと誤認しているケースが多い。このデザインを使用したからと責めるのではなく、歴史的事実をきちんと伝え、使用させないようにすることが何より重要だ」と強調する。使用している会社の広報担当者に対し、その問題点を指摘する手紙と共に、米紙ニューヨーク・タイムズに掲載した日本戦犯旗に関する意見広告、英語で製作した関連動画などをまとめて送る予定だ。

 一方、今回の調査で、韓国国内での使用事例も3件見つかった。ソ教授は、戦犯旗デザインのオートバイやTシャツが出回っているとし「私たちが確固たる歴史認識を持ち、戦犯旗の排除の先頭に立つべきだ」と指摘した。

 ソ教授は今後も戦犯旗デザインの排除に向けた運動に力を入れる考えだ。各国の韓国人留学生らと協力し、デザインを使っている企業などと接触できる状況を作り、より迅速な対処を目指すという。

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