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無防備な性交渉「自制を」、ジカ熱予防の勧告を改訂-WHO

  • uhyoshi-yami
  • 2016年6月2日
  • 読了時間: 2分

世界保健機関(WHO)は5月31日、中南米を中心に感染が広がっているジカ熱についての勧告を改訂し、流行が起きている国に渡航した場合はたとえ症状が出ていなくても、8週間は無防備な性交渉をしたり、子どもをつくろうとしたりしないよう呼びかけた。改訂前の勧告では警戒を要する期間を4週間としていた。

さらに、発疹や発熱、目の充血、関節や筋肉の痛みといったジカ熱の症状が表れた男性は、少なくとも半年間は安全な性行為を心掛けるか、性交渉を自制する必要があるとした。

ジカ熱が流行している国のカップルに対しては、正しい情報に基づいて妊娠を先延ばしするよう促し、無防備な性交渉を行った女性が妊娠を望まない場合は緊急避妊処置やカウンセリングを受けるよう呼びかけている。

WHOや米疾病対策センター(CDC)によると、ジカ熱は障害をもつ新生児の急増との因果関係が確認されているほか、体内で自分の免疫細胞が神経を攻撃するギラン・バレー症候群の増加に関係している可能性もある。

WHOによると、ジカウイルスが性交渉を通じて感染することを裏付ける症例も増えている、5月19日までにジカウイルスの性感染が報告された国は、米国、フランス、アルゼンチン、ニュージーランドなど10カ国に上った。

これまでに確認された性感染の症例はすべて、ウイルスの兆候が表れていた男性からの感染だった。女性あるいは発症していない男性から性交渉を通じてウイルスが感染するかどうかはまだ確認できていないという。

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