日本は人材紹介「最有望市場」-英大手R・ウォルターズ社長
- uhyoshi-yami
- 2016年5月13日
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(5月11日時事)英国の大手人材紹介会社ロバート・ウォルターズのウォルターズ社長は10日、東京都内で時事通信社のインタビューに応じた。同社長はこの中で「日本は人材紹介で、世界の中で最も有望な市場だ」と述べ、日本での事業拡大に強い意欲を示した。 同社の日本法人は、バイリンガル人材のあっせんに強いことで知られる。ウォルターズ社長は①高齢化による労働人口の減少②企業の国際化に伴うバイリンガル人材の需要拡大③転職に消極的な風土の下での外国語に堪能な人材の不足-の3点を指摘。日本の人材市場は「パーフェクトストーム(条件がそろった状態)だ」と述べた。 同社長は、安倍政権の経済政策アベノミクスが目指す女性の活用を実現する上で「職業教育が重要だ」と強調した。その理由について「日本の女性はこれまで働く場所にあまり恵まれず、そのためスキルを身に付ける動機に乏しかった」と指摘。「大学などでエンジニアリングやマーケティングといった職業知識を学べば、これまで未活用だった女性を労働力として生かせる」と説明した。
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