G7首脳、伊勢神宮を訪問
- uhyoshi-yami
- 2016年5月26日
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日本の安倍晋三首相は26日、主要7カ国(G7)サミットで訪日した各国首脳を、三重県伊勢市の伊勢神宮に案内した。伊勢神宮は神道で最も大事な聖地。伊勢志摩サミットは2日間の日程。27日にはオバマ米大統領が現職大統領として初めて、広島を訪問する。
伊勢神宮への訪問については、日本の伝統的価値観の復活を求める安倍氏の支持者の意向に沿ったものだという批判もある。首相はサミット開催が決まった際、「日本の精神性に触れていただくには大変よい場所」だと話していた。
世界経済の状態やテロ対策、サイバーセキュリティー、海の安全保障、欧州の難民危機などがサミットの主要議題となる。
欧州連合(EU)大統領にあたる欧州理事会のトゥスク欧州理事会議長は26日、難民支援にG7各国の支援を求めていくと述べた。
「もし(G7が)この危機対策の先頭に立たないなら、誰もその代わりをしてくれない」とトゥスク議長は述べた。
25日夜には、日米首脳会談が開かれ、オバマ大統領が沖縄県で起きた米軍属が女性死体遺棄容疑に問われている事件について、哀悼と遺憾の意を表明した。
首脳会談後の共同記者会見でオバマ氏は、広島訪問について触れ、「第2次世界大戦で命を落としたすべての人を追悼し、私たちが共有する核兵器なき世界のビジョンを再確認し、この数十年かけて両国が築いてきた特別な同盟関係を浮き彫りにする」ことになるとその意義を強調した。
オバマ氏はこれまでに、原爆投下について謝罪するつもりはないと言明している。
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