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アップル、中国配車アプリに1100億円出資

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月24日
  • 読了時間: 1分

米アップルはこのほど、中国でタクシー配車アプリを運営する「滴滴出行」に10億ドル(約1090億円)を投資することを明らかにした。滴滴出行は米国の同業「ウーバー」と、中国市場での顧客の奪い合いにしのぎを削っている。

タクシー以外にもバスの予約や高級車の試乗サービスなどを手掛ける滴滴出行の利用件数は、現在1日1100万件を超える。中国国内の400以上の都市で事業展開しており、ユーザー数は3億人に上る。同社によればタクシー配車市場では99%のシェアを握っているという。

滴滴出行の株主には、すでにテンセントやアリババといった中国の大手ネット企業が名を連ねる。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「滴滴出行がこれまで築き上げてきたビジネスに大変な感銘を受けている。首脳陣も優秀でサポートするのが楽しみだ」と述べた。

専門家の間では、アップルが今回の出資を通じ、中国国内で新たなサービスを展開する足掛かりを得る可能性があるとの見方が出ている。その中にはかねてからうわさされる乗用車に関連したプロジェクトも含まれるという。

また滴滴出行との提携が、中国政府との良好な関係の構築に寄与するとの観測もある。

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