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五輪開催まで3カ月を切ったリオデジャネイロ、不景気を理由に治安対策予算を20%カット

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月11日
  • 読了時間: 1分

環球網によると、ブラジル・リオデジャネイロ州はこのほど、治安対策のための予算を約20%削減し、5億5000万ドル(約596億円)程度にすると発表した。ブラジル経済の低迷がその理由とされている。 リオの街中では強盗や窃盗事件が頻発しており、違法薬物売買や反社会勢力などの問題も解決されていない。8月に開催されるリオ五輪のテスト大会に出場した中国の射撃選手がクレジットカードの盗難被害に遭い、フェンシング選手は買い物帰りにネックレスを奪われそうになったとの報道もある。 五輪の治安対策に対する関心が高まる中、州の安全当局責任者は「予算削減は州全体に対するものだが、五輪開催国としての治安問題にも新たな挑戦をもたらす」とコメントし、「予算削減は警察官の賞与や残業代が減ることを意味する。ただ、人材を増やすための十分な資金を確保できておらず、出動のスピードに影響が出るだろう」と説明した。

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