軍特殊チーム、シリアに越境、ISに軍事作戦
- uhyoshi-yami
- 2016年5月9日
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2016年05月08日付 Milliyet紙
シリアに越境した15~20人の特殊軍チームはイスラム国(IS)が占領している地域で作戦を実行した。
キリスに向けたISの攻撃が増えたことがトルコを動かした。トルコ国境にあるキリスに訪れたフリシ・アカル参謀総長の訪問の後、話題に上がった一連の対策の中には特殊軍のピンポイント作戦開始も含まれていた。
■偵察と準備
この選択肢のうち、7日深夜1時半ごろキリス中心部へ13-14kmの距離の場所で東方向からシリアへ進入した15~20人の特殊軍チームは、ISが占拠する地域で作戦を実行した。作戦の内容はいかなる発表も行われなかった一方で、活動はミサイル発射台を排除するための偵察と準備を目的としていたとの情報があった。
■秘密裏に行われる
10日におよぶ入念な諜報と準備の過程の後に7日夜動き出した特殊軍チームは朝方ごろトルコに引き返した。作戦は4時間続いた。中身が明らかではない作戦では、キリスに向けて発射されるミサイルの発射台がある地域を一掃するのが優先だったと伝えられた。
■アメリカとロシアに情報
チームはシリアへの進入時と撤退時に、安全のため異なる地点を用いた。またチームが地域に進入する前に、アメリカ軍とロシア軍の関係者は作戦についての情報を伝えられた。イェニ・シャファク紙が入手した情報によれば、トルコ国軍はISの攻撃を止め、キリスの南に安全地域が生まれるようこの作戦を続けていくという。
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