top of page

ブラジル下院議長、捜査妨害で停職に-大統領弾劾の中心人物

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月7日
  • 読了時間: 1分

リオデジャネイロ(CNN) ブラジル最高裁は5日、汚職捜査への妨害と他の議員に対する脅迫の容疑でクーニャ下院議長を停職処分とした。下院議長はルセフ大統領の弾劾(だんがい)で大きな役割を果たした人物だ。

クーニャ氏に対しては検察当局から、国営石油会社ペトロブラスによる贈賄事件への捜査を妨害しようとしているとの指摘が出ていた。同氏は収賄と資金洗浄(マネーロンダリング)で正式に起訴されているが、容疑を否認している。

クーニャ氏は自他ともに認めるルセフ大統領のライバル。下院は4月17日に、政府会計の粉飾にかかわった容疑で大統領の弾劾を認める決議を行ったが、そこで主導的な役割を果たしたのがクーニャ氏だった。

上院では来週、ルセフ大統領の弾劾の是非を問う投票が行われる予定で、下院と同様に承認される見通しだ。大統領は裁判に向けて180日間の職務停止となり、その職務は副大統領が代行する。下院議長であるクーニャ氏は、大統領職を継承する順位が2番目に高かった。

大統領とその支持者らは弾劾手続きについて、もっと重大な犯罪で起訴された議員らが報復のために制度を悪用した一種のクーデターだと主張している。

最新記事

すべて表示
ブラジルGDP、またもマイナス成長-失業者も増加

リオデジャネイロ五輪の開幕を65日後に控えるブラジル政府は1日、同国の国内総生産(GDP)の伸び率は今年1~3月の第1四半期にマイナス5.4%を記録したと報告した。 ただ、市場が予想していた数値ほどは悪化しておらず、ルセフ大統領が弾劾(だんがい)の是非に関する議会での投票前...

 
 
 
無防備な性交渉「自制を」、ジカ熱予防の勧告を改訂-WHO

世界保健機関(WHO)は5月31日、中南米を中心に感染が広がっているジカ熱についての勧告を改訂し、流行が起きている国に渡航した場合はたとえ症状が出ていなくても、8週間は無防備な性交渉をしたり、子どもをつくろうとしたりしないよう呼びかけた。改訂前の勧告では警戒を要する期間を4...

 
 
 
五輪=リオ市が競輪場建設企業との契約解除、破産申請受け

ブラジルのリオデジャネイロ市は30日、8月に開催されるリオ五輪・パラリンピックの競輪場建設について、現在結んでいるテクノソロ(TCNO4.SA)との契約を解除したと発表した。テクノソロが破産申請したことが理由だ。 リオ市は、テクノソロが競輪場建設の技術的責任を負い続ける条件...

 
 
 

Comments


bottom of page