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米報道官「オバマ大統領、広島行っても謝罪はしない」

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月6日
  • 読了時間: 2分

 バラク・オバマ米大統領が今月末に広島を訪問しても、第二次世界大戦時に米国が広島と長崎に原子爆弾を投下したことについて謝罪することはないだろう、とホワイトハウスが2日(現地時間)、明らかにした。

 ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官は同日の定例記者会見で、広島を訪問するかどうかについては「オバマ大統領が日本を訪れるたびに、広島を訪問するかどうかをめぐり、前向きに検討してきたことは事実だが、まだ日程が決まっていない」と述べた。「オバマ大統領は原爆投下に関連して日本に正式に謝罪すべきだと思うか」という質問には、「ない。それはない」と答えた。広島を訪れても謝罪はしないことを明らかにしたものだ。

 米国内では、オバマ大統領が今月26日と27日に三重県の伊勢志摩で行われる主要7カ国首脳会談(G7サミット)に出席した後、広島を訪問するという見方が取りざたされていた。ジョン・ケリー米国務長官は先月10日と11日に広島で行われたG7外相会合に出席した後、広島平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花した。米国の現職長官としては初めてだった。

 オバマ大統領は2009年に日本を訪れた際、「広島を訪問することができれば非常に光栄に思うだろう」と言ったことがある。しかし、現職の大統領が被爆地に行けば、日本に謝罪をするかのように見えてしまうという米国内の世論を意識して訪問を決められずにいる。

 オバマ大統領が広島を訪問すれば、在任中に同地を訪れた初の米国大統領となるが、今年は任期最後の年のため、その可能性がこれまで以上に高くなるというのが米国内の雰囲気だ。

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