租税回避地の議論・対策を-パナマ文書入手の独紙記者
- uhyoshi-yami
- 2016年5月6日
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(ベルリン 5月4日 時事)タックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴いた「パナマ文書」を入手した南ドイツ新聞の調査報道記者フレデリク・オーバーマイヤー氏が3日、ベルリンで記者会見し、租税回避地の是非が幅広く議論され、対策が講じられることへの期待を表明した。 オーバーマイヤー氏は租税回避地を放置することが社会に与える意味を一人ひとりが考えることの重要性を強調。パナマ政府が租税回避地の透明性向上に動きだしたことを評価した上で、「これが最初の一歩だと期待したい」と述べた。 南ドイツ新聞は国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と文書を共有し、各国の記者らと合同で分析。世界の指導者らの租税回避地への関わりを明らかにした。
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