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「第4次産業革命」推進 ネット活用、ドイツ挙国体制で

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月6日
  • 読了時間: 2分

(フランクフルト 5月3日 時事)あらゆる機器をネットワークで接続する「モノのインターネット(IoT)」。次世代の革新技術として注目される中、伝統的に製造業に強みのあるドイツは、第4次産業革命と位置付け、「インダストリー4.0」と銘打って挙国体制で開発を進めている。 この構想はドイツ技術科学アカデミーが2011年に提唱した。経済エネルギー省、ドイツ機械工業連盟(VDMA)など関係省庁や業界団体が連携。総合電機 大手シーメンスや自動車大手フォルクスワーゲン(VW)など名だたる独企業も名を連ね、ITを活用して効率的な生産体制を構築する「スマート工場」の実 現・普及に向けさまざまな試みに取り組んでいる。 例年4月に開催される世界最大規模の独産業技術見本市「ハノーバー・メッセ」は、こうした動きを背景に、ここ数年はIoTに関する最新技術の展示会として盛り上がりを見せている。 メッセでは毎回、特定国がパートナー国として招かれ、官民で参加。今年は米国からオバマ大統領が来場し、メルケル独首相と会場内を視察した。 米国も、ゼネラル・エレクトリック(GE)を中核に民間主導で「インダストリアル・インターネット」と称し、同様の取り組みを進めている。今年のメッセは、米独が競合を越えた連携に向けて接近する場ともなった。

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