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腐敗した記者の殺害を正当化、フィリピン次期大統領

  • uhyoshi-yami
  • 2016年6月2日
  • 読了時間: 1分

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ次期大統領は2日までに、職務の最中に殺害される同国の記者はしばしば腐敗しているとする見解を明らかにした。閣僚名簿を発表する記者会見で述べた。

ドゥテルテ氏は表現の自由を守る方途に関する質問に対し、「記者だからとの理由で暗殺から逃れられるわけではない。特にその記者が悪党などの場合は」などと答えた。首都マニラでは先週、犯罪担当記者が射殺される事件が起きていた。

次期大統領の今回の発言に対し、同国記者の全国連合組織NUJPは声明で、おぞましい意見だと反発し、記者の殺人は正当化出来るものではないと反論した。

国際的な非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」によると、フィリピンは記者にとって最も危険な国の1つで、1992年以降、同国内で殺害された記者は77人に達する。NUJPは86年以降では176人と報告している。

ドゥテルテ氏は大統領として取り組むべき優先的な政策課題として汚職撲滅や犯罪者退治をこれまで主張。以前には邪悪に対して独裁者のような態度で臨むと宣言し、大統領就任後の半年内に汚職を一掃出来なければ退任するとも言い切っている。

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