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インドのATM、3分の1が故障-設置総数は約20万台

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月31日
  • 読了時間: 1分

インドの中央銀行に当たる準備銀行は29日までに、同国内に設置される現金自動出入機(ATM)の約3分の1が壊れているとの調査結果を発表した。

地理的条件や銀行の業種別を考慮して選んだ国内のATM約4000台を対象に最近実施した調査結果に基づいている。同銀は3分の1が用を足していないとの事実は看過出来ないとし、改善策を講じる考えを示した。

ツイッターには、最寄りのATMはいつも不具合になっているとあきらめきった書き込みもインド人ユーザーから寄せられた。

ATM障害の常態化は、現金社会と言われるインドで大きな問題につながる。米タフツ大学の研究者によると、同国の商取引での現金決済は2012年に87%を占めていた。

インド準備銀行の最近の統計によると、総人口が約13億人の同国内にあるATMは20万台以下。タフツ大の研究者は、インドでATMを身近に使用出来る環境はケニア、ナイジェリアやエジプトより劣るとも指摘した。インドでは銀行支店がない地区でATMが壊れていた場合、顧客は現金入手の方途に困る境遇に直面することになる。

インドのモディ首相は融資拡大を優先的な政策課題の1つとしており、モバイル機器を通じた支払いシステムの利用などを促している。

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