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成功の鍵は「努力」と「家庭環境」-米富裕層調査

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月26日
  • 読了時間: 1分

米国の最富裕層の8割近くが低中流家庭の出身で、努力や家庭環境が成功の鍵になったと考えていることが、このほど実施されたアンケート調査で明らかになった。

調査は米金融大手バンク・オブ・アメリカ傘下で個人資産管理を手掛けるUSトラストが、300万ドル(約3億3000万円)以上の運用可能資産を持つ成人684人を対象に実施した。

それによると、低中流家庭で育った人が全体の約77%を占め、このうち19%は生い立ちが「貧しかった」と答えた。

成功の要因としては「努力」と「野心」、そして「家庭環境」を挙げた人が多かった。これらは「人脈」や「生まれつきの才能」よりも重要な役割を果たしたと考えられている。

USトラストのクリス・ヘイルマン氏は「遺産や既存の資産よりも、家庭に根付いた価値観がものを言うようだ」と指摘する。

回答者のうち80%は、両親のしつけが厳しかったと答えた。家庭で重視されていた価値観としては「学業成績」「金銭面の節度」「労働への参加」などが挙がった。

ヘイルマン氏は「やや意外な結果だ」とする一方で、「伝統的なアメリカンドリームは健在だということが分かった」と話している。

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