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クリミアを電力遮断状態から解放

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月14日
  • 読了時間: 2分

 ロシアは、南部クラスノダル地方からクリミア半島への送電網で、最後の第4線の送電を開始した。これによってクリミア半島は計画停電から完全に解放された。計画停電はウクライナからの送電が止まった結果、導入されたもの。

 ウラジーミル・プーチン大統領は動画を通じて、送電開始式に立ち会った工事関係者をねぎらった。「ケルチ海峡を介した送電は非常に困難な技術プロジェクト。最新技術がみなさんによって用いられた。(中略)限られた期間でクリミアの電力封鎖を打ち破ることができた。実際、必要があれば、ロシアは他のどんな封鎖でも打ち破れると信じている。もし、どこかの国が我々を『鍛えて』やろうという気になって、封鎖をしかけてきても、だ」

 当初、送電網の設置は1年半~2年後に行われる計画であった。だが昨年11月22日夜、クリミアは完全に停電した。ウクライナのヘルソン州で、クリミアへの送電線の支柱4本すべてが損傷を受けたことがその理由。送電網の建設作業は急ピッチで進められ、昨年12月、プーチン大統領は第1線、次に第2線の送電を開始した。第3線の送電は4月に始まっている。

 第4線の送電が始まったことで、送電網の供給量は800メガワットに達した。ロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相によると、これによってクリミア半島の住民および工場の電力需要が完全に満たされるという。

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