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米クルーズ船、キューバへ出港-国交回復受け40年ぶり

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月6日
  • 読了時間: 2分

マイアミ(CNN) 米フロリダ州マイアミから1日、キューバへ向かうクルーズ船が出発した。国交が断絶していた50年余りの間、同国への海路移動は認められていなかった。米国のクルーズ船のキューバ行きが実現するのはほぼ40年ぶりとなる。

クルーズは米客船大手カーニバルが主催。約700人を乗せ、7日間で首都ハバナとシエンフエゴス、サンチアゴ・デ・クーバの3都市を回る。船上ではキューバ文化にまつわる行事が予定されている。

クルーズ船の支配人はキューバと米国の国旗を掲げ、「新たな時代の幕開け」を宣言した。

一方で港の外には小規模な抗議集団が陣取り、近くのボートにはカストロ・キューバ政権の対移民政策に抗議するメッセージが掲げられた。

このクルーズをめぐっては先月、キューバ生まれの移民の寄港を禁止する同国の法律が問題となった。この法律のためにチケットを購入できないキューバ系乗客が訴訟を起こし、カーニバル社もキューバ側が政策を変更しなければクルーズを運航しないと表明。同国政府はその後、禁止を解除すると発表した。

カーニバル社によると、今回の乗客のうち6人がキューバ人。4歳の時に両親に連れられてキューバを出たという女性(52)は、姉妹でクルーズに参加し、青い空にかかる虹を見上げながら帰省の途に就いた。

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