「金融政策決定会合」
- uhyoshi-yami
- 2016年4月30日
- 読了時間: 5分
「金融緩和」とか「追加緩和」とか、巷の大人たちがうがうが騒ぐけど、何がそんなに気になるの?
何が問題なのか、どんな問題なのか、ちょっと調べてみます^^/
金融政策決定会合とは、
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日本銀行の政策委員会が集中的に金融政策について話し合う会合。
平成10年(1998)発足。
原則として月1~2回開く。
基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)、金融市場調節の方針、金融政策判断の基礎となる経済・金融の情勢に関する基本的見解などについて話し合う。
会議は非公開だが、決定はすぐに発表され、議事要旨は約1か月後に公表される。
委員は正副総裁3名と審議委員6名の計9名。
政府代表はオブザーバーとして出席し、議決権はないが、意見を述べたり、議案を提出したりできる。
-----コトバンク
まだ最近やり始めた会合なんですね。
難しい言葉が並んでるので、ついでに調べます^^/
基準割引率とは、
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え( ゜Д゜;)!?一つの単語として説明されてないんですねぇ・・・
基準割引率および基準貸付利率で説明されています。
こういう成り立ちのようですょ
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日本銀行が、民間銀行に貸出しを行うときの基準金利
コールレートの上限金利
2006年8月、公定歩合から「基準割引率および基準貸付利率」に名称変更
-----金融大学
こうてい歩合って?!
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公定歩合とは、日本銀行が、民間銀行に貸し出しを行うときの基準金利です。
金融の自由化が進められた結果、市中金利は、市場(コール市場)の需給で決められるようになったことから、公定歩合は、市中金利の基準金利ではなくなり、コールレートの上限金利としての役割しかなさなくなりました。
-----金融大学
市中金利?!
次々と聞きなれない言葉が飛び出しますね;
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市中金利は、「市場金利」とも呼ばれ、金融市場において、金融機関同士がお金の貸し借りをする時に適用される金利のことをいいます。
これは、中央銀行以外の金融機関によって、マーケット(市場)で適用される標準的な取引レート(市場の資金需給の実勢を反映した金利)であり、日本においては、コールレートやレポレート、TIBOR(東京銀行間取引金利)など様々な種類があります。
また、預金や融資などのレートは、市中金利を基にコストやスプレッドなどが勘案されて決定されることになります。 一般に市中金利と言った場合、1年以内の短期金利を意味する場合が多いですが、広義には、スワップ金利や国債の利回りなどの長期金利も含まれます。
-----金融情報サイト
市中と聞いて市場の中って意味だろーなーって気が付いてはいたっ(´∀`σ)σ
そか、金融機関同士ってお金の貸し借りしてるんや、ふーん
んでレート(利率)には色んな種類があるか、ふーん
スワップって大人の男女が・・・ぢゃなくて、ちょっと前に韓国とスワップすんのがどーのとかってネットで話題になってたヤツかな・・ちょっと前ぢゃないかw、もうちょっと難しい言葉にも敏感にならんといかんな;
それで、基準割引率および基準貸付利率とは、規制緩和以後の呼び名なのですね。
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≪規制金利時代の公定歩合の役割≫
政府が金利水準を決められていた規制金利の時代には、公定歩合は、市中金利の基準金利です。
これまで、公定歩合は規制金利の代表として、銀行金利や為替レートに影響を与えてきました。
-----金融大学
政府が金利を決めていた!えらい時代もあったのですね;
政府って大蔵省のことでしょ?!
現・財務省が金融を握ってた時代に公定歩合と呼んでいたが、大蔵省が解体された後にレートが自由化され「基準割引率および基準貸付利率」と呼ばれる様になったのですね。
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≪公定歩合→基準割引率および基準貸付利率≫
2006(平成18)年8月11日、日本銀行は、公定歩合に政策金利としての意味合いがなくなったことから、「公定歩合」という用語を「基準割引率および基準貸付利率」に名称変更しました。
-----金融大学
大蔵省が解体されたのは2001年。
金融の自由化=規制緩和は5年掛けて大蔵省の支配から一部抜け出したということかな。
それで、金融政策決定会合では、大きく分けて3つの議題があるようです。
1.基準割引率および基準貸付利率(利率の上限は公定歩合)
2.金融市場調節の方針
3.金融政策判断の基礎となる経済・金融の情勢に関する基本的見解
うー気になる言葉がちらほら、2.の調整とか、国民の利益になるよーに考えてくれてるとは・・・思いたいけどさぁー
国民の代わりに日銀を見張る役目をきちんと果たしていると思いたい政府の代議士先生代表がナイスなツッコミをしていることを祈りつつ、会合の内容は決議後すぐに公表されるのに、議事録は1ヶ月後に公表するとか工作臭が漂うこの金融会合ですが、ではなぜ今回はニュースの話題に上っているのでしょうか?
関連ニュースを読んでみると、マイナス金利をブチ込んだ後の円高株安の行方を気にする内外投資家が沢山いる様です。
私は投資はしていないですが、為替が気になるのでニュースで追加緩和しーへーんと聞いた翌日にレートを見に行ったらぶっ飛んだですねー
久々に驚きましたが、金融なんて物質的に実感のない単なる数字に一喜一憂していたくないので、長期長期と念仏の様に唱えながら、孫の代まで財を残す方法を検索して心の平穏を取り戻したのでしたwww
アメリカのヒラリー氏が為替操作がうぎゃうぎゃとか言い出したり、最近でもアメリカの利益を損なう恐れがあるとかでアジアの5か国くらいの金融政策を見張るとかいうニュースがありましたね。
アメリカの見張りが効いてる中、経済学者や批評家があーだこーだと金融政策にケチを付け、意味のない情報を垂れ流すニュース番組しかない中、一般市民の私には景気の先行きなんてワケワカメですが、とにかく東京オリンピックが終わるまでは、経済に大した動きはないんやろなーと思いましたです。
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