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女性がワニに襲われ行方不明、議員はワニを「擁護」

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月31日
  • 読了時間: 2分

オーストラリア北東部クイーンズランド州ケアンズのビーチで、夜間遊泳していた46歳の女性がワニに襲われて行方不明になる出来事があり、地元議員は30日、被害に遭ったのは女性本人の責任であり、ワニに罪はないと発言した。

女性は現地時間の29日午後10時半ごろ、ケアンズのデインツリー国立公園内にあるビーチで泳いでいてワニに襲われ、海中に引きずり込まれた。女性は地元の住民ではなかった。

地元ノースクイーンズランド議会のウォーレン・エンチ議員は、女性が襲われた現場がワニ観察ツアーで知られる観光地に隣接していたことを指摘し、「人間の愚かさを規制する術はない」と発言。「悲しい出来事だが避けることは可能だった。あそこは船でしか行けない場所で、獰猛なワニに注意するよう促す標識もあった」「夜の10時に泳いでいれば食べられる」と語った。

救急隊は通報を受けてすぐ現場に駆け付け、夜を徹して捜索を行ったが、女性は今も見つかっていない。

警察によると、一緒にいた友人の女性は被害者の女性を引き戻そうとしたが、ワニの力には勝てなかった。友人の女性は軽傷を負って地元の病院に運ばれ、容体は安定しているものの、極度に強い心的外傷を負っているという。

オーストラリア北部は獰猛なワニの生息地として知られるが、ワニが出没する地点には通常、目立つ場所に警告表示があり、観光客などが襲われる被害はそれほど頻発していない。

北部準州のチャールズ・ダーウィンの大学の統計によると、2005~15年にワニに襲われて死亡した人は15人にとどまる。いずれも襲ったのはイリエワニだった。

デインツリー地域では2009年にデインツリー川の川岸で遊んでいた5歳の男の子がワニに襲われる被害に遭った。

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