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仏、石油輸入の急拡大迫られる可能性-スト後の在庫補充で

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月28日
  • 読了時間: 1分

フランスで労働法改正に反対するストライキに伴い、石油ターミナルや石油精製所などの閉鎖が続くなか、同国は今後、在庫補充に向け石油の大幅な輸入拡大を迫られる可能性がある。

エネルギー情報会社ジェンスケープによると、軽油やガソリンなどクリーン・プロダクト最低23万トンを輸送するタンカーが、過去3日間で目的地を仏ルアーブル港などに変更したもよう。

フランスの昨年5-6月のガスオイル輸入量は日量平均39万バレルだったが、ペトロメトリックスのマネジングディレクター、オリビエ・ジャコブ氏は「ストがあす終了し、製油所がすぐに再開した場合、在庫補充に向け純輸入は1カ月にわたり日量70万バレルに拡大する見込み」と指摘。「さらにストが10日長引けば輸入量は2カ月間にわたり日量70万バレルを維持する必要がある」と述べた。

6月10日にはサッカーの欧州選手権(ユーロ2016)がフランスで開幕することになっており、同国でのエネルギー需要は高まりそうだ。

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