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英情報機関がツイッターに初登場、「ボンド」もフォロー

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月24日
  • 読了時間: 2分

テロ対策で電子情報の傍受活動などに従事する英情報機関「政府通信本部(GCHQ)」が19日までにツイッターに初めて公式アカウントを開設した。

書き込まれた初のメッセージは「ハロー、ワールド(こんにちは世界)」だった。声明へのリンクも張り、ソーシャルメディアへの登場はGCHQへの接しやすさを増やすと共に、組織の任務への国民の理解を深めるのが狙いとも説明した。

開設直後のフォロワーはたちまち1万2000件を記録した。

GCHQがフォローする公式アカウントには、人気映画シリーズ「007」の主人公ジェームズ・ボンド、英政府省庁や通信社、英王室関連などのものが含まれている。GCHQの同志とも言える米中央情報局(CIA)はツイッターでのデビューを歓迎する書き込みを即座に行った。CIA自身は2014年にツイッターに登場している。

英国にはGCHQの他、国内でテロ捜査や防諜(ぼうちょう)活動などに当たる情報局保安部(MI5)や外国での諜報収集活動などに従事する対外情報部(MI6)がある。GCHQは、米国の情報機関で言えば国家安全保障局(NSA)に相当する。

英国政府は最近、「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」などの過激派対策で情報機関要員1900人の新規採用計画を発表。また、サイバー攻撃阻止に必要な経費を倍増する方針も表明した。これに伴い、GCHQには英国初のサイバー対策班の創設のため5年間で19億ポンド(約3040億円)の追加予算が与えられることになった。

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