NSW州罰則強化以来、自転車違反処罰件数急増加
- uhyoshi-yami
- 2016年5月25日
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「認可ヘルメット不着用」などが警察の重点摘発の対象に マイク・ベアードNSW州政府が、「自転車事故を減らすため」という理由で自転車乗車時の交通違反罰金を大幅に引き上げる交通法規改定が実施されてから2か月、罰金額が跳ね上がっただけでなく、自転車乗りの違反検挙件数も大幅に跳ね上がっている。 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。 3月1日の新法規施行以来2か月の自転車の交通違反罰金通告件数は1年前の同期に比べて56%増の1545件となっている。また、もっとも多い違反行為の、「認可ヘルメット不着用」は1年前同期の710件に対して1098件となっており、全違反件数の3分の2を占めている。また、同違反の罰金も$319に跳ね上がっている。3月4月の認可ヘルメット不着用違反により、$350,262が州財政に入った。この額は1年前の同期の$50,000から7倍に跳ね上がっている。歩道乗車も1年前の101件に対して161件に跳ね上がっており、ベルなど警告装置不備違反は60件だった。赤信号通行違反はゼロ件から12件になり、罰金も$70から$425と6倍に跳ね上がっている。 Bicycle NSWのレイ・ライスCEOは、「サイクリストの検挙数に比べてドライバーの検挙数があまりにも少ないのにはがっかりした。これでは法のバランスが取れていない」と語っている。 ダンカン・ゲイ道路相は、「自転車事故による負傷者の多さから、罰則を強化せざるを得なかった。罰金が欲しいわけではない。だからこそ、危険な違反に対する罰金の引き上げ幅を大きくした」と反論している。 しかし、緑の党のメーリーン・ファルキ影の道路相は、「自転車に対する罰則を強化して安全になるのか、それとも自転車に乗る人が減るだけなのか、政府は自問自答する必要がある。罰金を450%も引き上げて、現実には違反罰金通告件数が増えただけではないか。州政府は、安全に自転車に乗れるような施策を何一つ真剣にやったことがないではないか」とベアード州政府を批判している。 警察は、「昨年同時期の自転車による交通事故死者は2人だった。今年は1人だけだ。死者は1人でも多すぎるが、新法規が効を奏している証拠だ」と語っている。
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