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独立派政党が第1党維持-スコットランド議会選

  • uhyoshi-yami
  • 2016年5月9日
  • 読了時間: 1分

(ロンドン5月6日時事)5日に投票が行われた英地方選のうちスコットランド議会選(定数129)は、6日までの開票の結果、英国からの独立を目指す自治政府与党のスコットランド民族党(SNP)が2011年の前回選挙の69議席から63議席に減らし、過半数を割ったものの、第1党となった。他党との連立か閣外協力で3期目の政権を維持する。  前回37議席で第2党だった労働党は24議席に減らし第3党に転落。国政与党だが、伝統的にスコットランドで不人気だった保守党は16議席増の31議席と第2党に躍進した。  スタージョンSNP党首(自治政府首相)は結果判明に先立ち「前例のない議会選3連勝は確実。われわれは歴史をつくった」と述べた。スタージョン党首は引き続き、独立の是非を問う住民投票実施の機会をうかがう構え。   一方、イングランドの124地方議会の約2700議席を争う議会選では、労働党が予想されていたほどの大幅な議席減とならない見込みとなり、党内右派がもくろんでいた左派コービン党首の早期交代への動きは後退しそうだ。

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